600形(大津線)は、1984~ 1988年に導入された。大津線初の冷房車です。
1次車(601~607Fの2連×4=8両)は300型、2次車~(609~619Fの2連×6=12両)は260形の車体を流用しました。(書類上は新製扱い)
一次車と違い2次車以降は、パノラミックウインドウとなっていますので容易に区別できます。2次車以降も、種車となる260形の形状を引き継いでいますので微妙に違いが見られます。
制御装置は、界磁位相制御「ACRF-M853-788A」で、モーターは「TDK8565-A(53kW)」電源には京阪線に先駆け静止型インバータ(SIV)が採用されました。
1993年から昇圧対応改造が行われ、制御装置を700形と同じ「ACRF-H870-793A」へ、モータも「TDK8760-A」に換装され、70kWへパワーアップ。ブレーキも電気指令式に変更されました。
1997年 京都市営地下鉄東西線への直通運転開始に伴い大津線は1500Vに昇圧。同一仕様となる700形とともに石山坂本線で運用されています。
ここではラッピング車両を集めました。オリジナル車両は別タイトルでUPしています。