京阪電気鉄道3000系(旧)は、オールクロスシートかつ冷房を装備する2ドア特急形車両で、1971~73年にかけて製造されました。
京都よりTc車にはTVを設置、「テレビカー」と呼ばれ一世を風靡しました。また、空気圧による自動座席転換装置も注目の装備でした。
600V車でしたが昇圧準備がなされており、1983年末には1500V車に改造されています。
3連または4連で構成され、かつては早朝深夜に3連の運用がありました。電気連結器付きの画像がありますが、その時分の名残です。
8000系のデビューにより廃車が始まりましたが、3505Fのみリニューアル工事が施されダブルデッカー車まで登場。面目を一新しました。
3505Fについては2008年6月、8000系30番台(8531F)へ編入→改番されています。