京阪 260形は1957~1968年に100型・200型の機器を再利用して製造されました。
製造年次により、車体形状等、変化がみられます。
また製造後も数次にわたり改造工事をうけています。
集電装置は当初スライダー式ポールでしたが、1970年にパンタグラフに変更しています。また1971~1973年にかけて片運転台化され、2両固定となりました。
同年、主制御器も新造のEC-260(電動カム軸式)に交換しています。
登場当時は、赤とオレンジの京阪線特急色でしたが、1980年から一般色へ変更がすすめられました。
1979年より、4次車が500形に改造。1986年からは3次車.2次車から廃車が始まりその車体は600形に流用されています。片開き扉車であった1次車は他形式への改造はなされず、260形として天寿を全うし、1997年の大津線昇圧時まで生き残りました。