2400系は、関西の私鉄では初めて冷房装置を搭載した通勤用電車です。1969年と70年に各々⑦×3本ずつ、合計42両が製造されました。同時に1500Vへの昇圧準備工事もなされています。2400系リニューアル車は、1988-91年にこの2400系車両に対し車体改修工事を行ったものです。界磁添加励磁制御に変更されました。ブレーキは HSC-Dから回生ブレーキつきの HSC-Rへ改められています。パンタグラフはPT-4202Cでしたが、後期型3編成は京阪初の下枠交差型であるPT-4805Aに変更されました。前期形も新塗装化に合わせて下枠交叉形に変更しています。