JR西日本は2008年12月『広島支社 車体塗装の変更について』というリリース文で
「弊社ではさまざまな塗装の車両を運転しておりますが、このたびJR西日本の保有車両として地域色を表現した上で、統一性を持たせることにしました。」
と発表しました。広島支社管内の国鉄形電車についてはほぼ「濃黄色」に統一された感があります。
気動車で塗り替え対象となっているのも国鉄形で、結果キハ40系のすべてということになりますが、「JR西日本の統一色として新製当時の朱色で統一を図る」と述べられています。要は塗装費用の節約で、気動車については金沢支社であろうが、福知山支社であろうが地域に関係なくすべてに「キハ40・47・48形」の落成当時の塗装「朱色5号」(俗に「首都圏色」や「たらこ色」とも呼ばれる)が採用される予定です。
ですから、これらを新統一色や新地域色と呼ぶのはおかしいのですが、キハ41形や体質改善工事を受けた車輌については初めての装いですので、電車にならい新地域色としてまとめました。
なお、ジョイフルトレインとして改造された『瀬戸内マリンビュー』並びに『みすゞ潮彩』(何れもキハ40系47形7000番台)などについては対象外となっています。