キハ187系はJR西日本が、山陰本線および陰陽連絡線の高速化を期した当社初の特急用気動車です。ただ特急らしからぬ平板なマスク、足回りも普通列車用のキハ126系と特に変わるところはありません。そしてG車をもたないモノクラスの特急系列であることなど、あまり魅力を感じさせないところがあるのは残念です。
2000年に、スーパーまつかぜ おき用に投入された
0番台 (車体にボタンのイラスト)と
2003年に 特急スーパーいなば用に投入された
500番台 (車体に梨の花のイラスト)があります。
500番台はキハ126系後期車と同じくクーラーが増設されています。
ちなみに2003年に増備された10番台にもクーラーが増設されています。こちらはATS-Pを装備していないので智頭急行線には乗り入れませんが、車体には500番台と同じ梨の花のイラストが入っているのがおもしろいところです。