700系は、新幹線電車としては初めてJR西日本とJR東海が共同で開発した系列です。山陽新幹線区間での高速化をすすめたいJR西日本と300系の座席定員を維持しながらよりグレードアップしたいJR東海が互いに歩み寄ってつくりあげた系列です。1999年3月から営業運転を開始しました。 うちJR西日本が保有するものはB編成(3000番台)、JR東海が保有するものはC編成(0番台)と分けられたのですが、「のぞみ」の足並みを揃えるべくN700系を大量に増備したJR東海は、C編成がだぶついてしまうことになってしまいました。そこでJR西日本は、2011年からC11 ~18編成を譲り受け、B編成と共通運用で主に「ひかり」用として運用することになったのです。