683系は、2001年に登場した681系交直流特急電車の後継車で、デザインも踏襲していますが、見た目以上に大きく進化しています。
車体はスチール製からアルミニウム合金製になりました。屋根は全面平滑化、高さも60mm下げられ低重心化が図られています。
主回路システムは、IGBT素子を採用したVVVFインバータを採用。モータは245kwに出力UP(681系は220KW)しました。
台車は、空気バネを拡大したWDT301・WTR301を採用し乗り心地を改善しています。
681系と同じく編成は6連と3連で構成されますが、よりフレキシブルな運用をするため、クロ683-1~以外の先頭車は貫通構造となりました。
なお681系との併結運転も可能で6+3+3で12連での運用も行われています。