1992年7月 JR西日本が導入した681系試作車編成を量産車改造したものです。
681系は北陸線での使用に特化した耐寒耐雪仕様の高速車両で、スチール製のシンプルなデザインは、控えめな印象を与えますが、1M2Tの経済的な構成でありながら、160km/h運転を可能にする在来線最強の潜在力を秘めています。
95年に量産車がデビュー。七尾線への乗り入れを考慮し、6+3で分割できるように改良されました。
試作車編成は量産化改造され、新たに1000番台が与えられたものの、9連固定(U01編成)のままでした。
6+3(T07編成+T18編成)で分割できるタイプに改造されたのは2001年9月、683系のデビューに合わせ681系を共通運用できるように改良したときです。
2015年3月 北陸新幹線金沢開業により「はくたか」はなくなり「サンダーバード」も運転区間が短くなりました。
681系の大半は「しらさぎ」用に変更するため方向転換することになります。
681系1000番台は向日町区に転籍となりました。(同年6月までは金沢区に貸出)
よってT18編成は V01編成に T07編成は W01編成に変更されています。
しかしそれもつかの間、V01編成(3連)は同年9月に廃車されました。
W01 編成(6連)についてはクロ681を除き2019年9月に廃車されました。