北陸線で大活躍した国鉄時代の遺産485系に変わって、1992年。JR西日本が導入したのが681系です。
北陸線での使用に特化した耐寒耐雪仕様の高速車両で、スチール製のシンプルなデザインは、控えめな印象を与えますが、1M2Tの経済的な構成でありながら、160km/h運転を可能にする在来線最強の潜在力を秘めています。
量産車が登場したのは、95年2月~。七尾線への乗り入れを考慮し、6+3で分割できるように改良されました。
その結果、貫通構造をもつクモハ681-500 とクハ680-500が登場しています。