JR西日本 321系は2005年12月デビューした通勤型4ドア直流電車です。
207系の後継車両で学研都市線、JR東西線、宝塚線で活躍しています。
207系と同じく7連ですが、こちらは6M1Tとなっています。
ただし、モーターは片側の台車のみの0.5Mで実際には3M4Tに相当します。
制御装置はWPC15。IGBTによる1C2M構成のVVVFインバータ制御です。
主電動機はWMT106。出力は270kWで130km/h運転にも対応可能な高速性能を有しています。歯数比は223系などと共通の1:6.53。
パンタグラフは WPS27D(下枠交差式)。
当初はMc・M車後位寄りに1基搭載されていましたが、
第10編成以降JR東西線乗り入れのため2基搭載となりました。(最初の9編成も2006年8月までに追加搭載)なお地上区間では207系と同様、1基しか使用しません。7連×39編成=273両。そのすべてが明石区に配属されています。