221系近郊形電車は、JR発足の翌年である1988年にデビューしました。
主にJR京都線・神戸線、関西線などで新快速・快速として活躍、新生JR西日本のドル箱アーバンネットワークのイメージアップを担うフラッグシップともいえる存在でした。
以後、91年までに474両が投入されました。
基本的なシステムは国鉄時代に登場した211系・213系に準じます。
これはMM'ユニット方式である211系に加え1M方式である213系と2種の主回路構成が同系列に混在することになったということで、国鉄時代では考えられなかったことです。 新製から25年が経過した2013年からリニューアルされました。
225系と同タイプの吊り手、握り棒に変更、トイレも大型化、車いすスペースも設けられました。また出入り口付近の座席を補助席付座席に変更するなど主に車内に手が入れられました。外見はさほど変化は見られませんが。ヘッドランプが一新されたのでそれとすぐわかります。