JR西日本 205系0番台 体質改善車 日根野区→奈良区
205系は国鉄時代末期に投入されたステンレス車です。ボルスタレス台車の採用と相まって軽量化でも省エネルギーに貢献しています。
また応答性のよい電気指令式ブレーキの採用も含めて205系はよくできた電車なのです。ですからJRになってからも205系は継続して投入され、JR東日本では1400両を超える一大勢力となりました。
一方、JR西日本に継承されたのは、国鉄時代、明石区に配属されていた0番台、7連×4本=28両。たったこれだけです。
JRになってからも0番台は1台も投入されていません。JR西日本が投入したのはオリジナルの1000番台でした。
0番台は2005年から日根野区に転属、6連化し阪和線で運用されます。
2011～13年に、その全てが宮原区に転出、7連で東海道線にカムバックしたこともありましたが、その後、ｻﾊ205を抜いた6連で阪和線の運用に復帰しています。2017～18年には奈良区に転属、4連で運用されています。
なお09.10年にｸｰﾗｰをWAU709に更新、13年には体質改善工事を終えました。
ここでは、体質改善後、阪和線で活躍する6連(HI601編成)と 奈良線で活躍する４連(NE404編成)をご覧いただきます。明石区と宮原区の0番台は別タイトルでUPしています。