キヤ97系は在来線用のレール運搬車両として2007年に製作されました。国内初の気動車によるレール運搬車両で、定尺レール(25m)運搬用となるR1~4編成と、ロングレール(200m)運搬用のR101編成があります。エンジンはカミンズ社製のC-DMF14HZC (360ps) で、ブレーキは電気指令式空気ブレーキを採用していますが、自動ブレーキも併設し機関車による牽引も可能となっています。
撮影場所:美濃太田車両区
キサヤ96-1~5ロングレール運搬用R101編成の中間付随車。キヤ96形と外見上同じに見えますが動力用エンジンを搭載していません。ただし1と5には作業用電源として補助電源用のエンジンを搭載しています。