313系電車と見間違ってしまいそうですが気動車です。
2011年3月に武豊線を中心とした線区で営業運転を開始しました。
2015年度に計画されている武豊線電化後は他線区へと転用される予定で、転用先のローカル線のホーム (760mm) にも対応すべくドアにはステップ取り付けのための準備工事がなされています。(車両の床面高さは313系と同様1140mm)
313系電車(4次車)と設計を共通化したため、エンジンの排気管は車体妻面(連結面側)に装備されています。そのためエンジンや変速機などは車体中央から後方(連結面側)にかけて配置され、前方が付随台車C-TR255、後方が動台車C-DT67となっています。
313系との共通化は運転台にもおよび、JR東海の気動車では初めてのワンハンドルマスコンとなりました。
エンジンはカミンズ製(C-DMF14HZD)を搭載。最高出力は520PSですが、負荷を低減させるために通常運転時は最大450psに抑え、異常時のみ最高出力となるよう切替が可能です。最高速度は110km/hです。