JR東海700系は、新幹線電車としては初めてJR西日本とJR東海が共同で開発した系列です。山陽新幹線区間での高速化をすすめたいJR西日本と300系の座席定員を維持しながらよりグレードアップしたいJR東海が互いに歩み寄ってつくりあげた系列と言うべきかもしれません。
そんな700系の特徴は、カモノハシのような特異な先頭形状(エアロストリーム形)です。
これによって最高時速を285Km/hとしました。
またセミアクティブサスペンションや車体間ダンパなどを装備し、乗り心地の向上をはかっています。制御装置はVVVFインバータ制御ですがIGBT素子に変更されました。さらに、運転台のモニター装置から、主要機器を直接監視することが可能になり、定期検査の動作試験も運転台で行うことが可能になりました
1999年3月から営業運転を開始しました。
JR東海が保有するするのはC編成です。(16連×60本=960両)