JR東海373系は、165系の置換え用として、1995年にデビューしました。
普通列車から特急列車まで、幅広い運用に使用できる汎用性の高い車両です。1996年にかけて、3両編成14本(42両)が製造されました。
制御方式はVVVFインバータ(GTO)を採用しています。
モノクラス3両編成を基本とし、3両・6両・9両編成で運用されます。
1995年に身延線に特急「ふじかわ」(静岡~甲府)として投入され、
翌96年からは飯田線の特急「伊那路」(豊橋~飯田)、東海道本線の特急「東海」(東京~静岡/2007.3廃止)、快速「ムーンライトながら」(東京~大垣/2009.3運用離脱)でも
使用されました。