JR四国では2014年6月に2000系特急型気動車の老朽取替用として8600系特急型直流電車を投入しました。
JR四国で特急電車を新製するのは1993年3月にデビューした8000系特急電車以来です。まず量産先行車（8600形（Mc）＋8750形（Tc））2連×2本の４輌）が、
2015年10月に量産車（2連×2本 3連×2本（8700形 (Tsc)、8800形 (T)）が追加され 計14両で運用されています。
制御方式は発電・回生ブレーキ付VVVFインバータ制御、主電動機は全閉外扇式三相かご形誘導電動機を採用。
台車（S-DT66／S-TR66）には、空気ばねで車体を傾斜する方式を導入しています。最新のメカではありますが、特に目新しいところは感じられません。
ただマスクだけは、蒸気機関車をイメージしたブラックフェイスとし、今までにない強い個性を打ち出しています。
