JR四国7000系は1990年の予讃線伊予北条~伊予市間の電化開業にあわせて開発された単行・ワンマン運転対応の電車です。
両運転台の制御電動車7000形と片運転台の制御車7100形とがあり、これらを組み合わせることでフレキシブルな運用が組まれています。
車体は軽量ステンレス、ドアは片側3箇所で、中央は両開きですが、両端は片開きとなっています。これはワンマン運転を意識してのことです。
(なおワンマン運転時、無人駅では中央扉は締切扱い)
室内は、中央扉を境にボックスシートとロングシートの千鳥配置となっています。
これらは先に登場した1000形気動車の構造と同じです。
ただ1000形の一部にはトイレが追加設置されましたが、7000系には今もトイレがありません。
足回りはJR四国で初めてとなるVVVFインバータ制御(1C4M)を採用しました。