JR四国2000系量産車は、
2000系試作車(TSE)登場の翌年となる1990年から量産されました。
キハ181系やキハ185系で運行されていた岡山発着の「しおかぜ」「南風」を置き換え、所要時間の短縮に貢献しました。最高速度は「TSE」と同じ120km/h。振り子装置が威力を発揮しています。
量産車からは先頭車前面に列車愛称表示器が設けられるなどデザインに違いがあり、それとすぐわかりますが、その多くがアンパンマンのラッピングを施され、精悍なイメージとはほど遠いものとなってるのは、個人的には少し残念です。
量産車は2013年現在、2000形9両、2100形22両、2150形7両、2200形17両の55両が在籍し、他に 土佐くろしお鉄道所有の4両(2030、2130、2230、2231)が、在籍します。