JR九州 N700系8000番台は2011年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業にあわせ九州/山陽新幹線直通特急「さくら」「みずほ」用に開発された8連の車両です。博多 - 新鳥栖間と新八代以南の急勾配区間(最大35‰)を走行するため、オールMの編成で、車体傾斜装置もないので従来のN700系とは別系列といっても過言ではありません。JR西日本と共同開発しており、JR西日本の7000番台(S編成=19編成)はJR九州の8000番台(R編成=10編成)と基本的に違いはありません。