豊肥本線の熊本-肥後大津間電化に合わせて登場しました。
VVVFインバータ制御(IGBT)となる近郊形車両ですがロングシート車です。
朝夕のラッシュ時と日中とで需要変動が大きい地域に対応できる車両として開発されました。811系、813系が軽量ステンレス製車体であるのに対し、
815系では日立製作所のA-trainシステムを採用アルミ合金車体の3D車となりました。
低床化を図るため810 mm径の小径車輪を採用、またJR九州で初めてシングルアームパンタが採用されています。
99年に2連×26本=52両が製造されました。
2017年現在、熊本車セに14編成、大分車セに12編成在籍します。