EF510「ECO-POWER レッドサンダー」
EF210をベースとするDC,AC50/60Hz3電源対応の交直流電気機関車。
1968年から長年使用されてきたEF81形の取替えを目的に開発されました。
試作車であるEF500の出力 6,000 kWでは輸送量に比べ過大であったことから、3,390kWに抑え、12‰の勾配上で1300tの列車を1両で牽引できる設計としました。
主電動機はEF210と同一の FMT4(565kW)×6。
0番台:試作機は製造されず先行量産機として2002年1号機が,2号機~が量産機として2003年から製造されています。
500番台:JR.東日本が、北斗星,カシオペアの専用機として2009年から製造しました。
0番台をベースに,ATS-P,Ps,デジタル無線,上野-尾久間の客車推進回送用ブレーキ回路を追加しました。北斗星,カシオペアの廃止に伴い、2016年、JR貨物に移籍しています。