仙台地区の在来線には、1989~92年にかけ719系、1994~2001年にかけ701系が導入されましたが、
2007年3月開業の仙台空港鉄道(仙台空港線:名取-仙台空港)にあわせ、
JR仙台まで直通運転する両社共通の車両が製作されることになりました。
それが、E721系500番台(JR )と SAT721系(仙台空港鉄道)です。
3扉セミクロスシートという、通勤輸送にも適した車内レイアウトに加え、
低いプラットホームに対応するため低床化したことも大きな特色です。
2007、10年には仙台地区用に0番台も投入され、2016年からは仙台地区にE721系1000番台を増備しています。