E653系は1997年10月に「フレッシュひたち」としてデビュー。
98年までに基本7連(4M3T)×8と付属4連(2M2T)×4の計72両が勝田区に配置されました。
(2005年2月に付属4連が1本が増備されています。)
651系とは違いモノクラスの編成です。
アルミニウム製の車体は耐寒耐雪構造とされました。
これは、将来常磐線以外でも運用することをあらかじめ考慮したものとおもわれます。
制御器はもちろんVVVFインバータ(IGBT:1C4M)です。
電動機は145kW(MT72)を搭載し最高速度は651系と同じ130km/h。
ブレーキは 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ。
2013年3月 E653系は651系とともにE657系に置き換えられ 常磐線での定期運用を終了し「いなほ」「しらゆき」などに転用されています。