かつて、国鉄(在来線)では、軌道検測車”マヤ34” 電力検測車”443系・793系・キヤ191系”などが検測をおこなってきました。
JR東日本でもこれらを継承し業務をこなしてきましたが、いずれの車両の老朽化が進み、新たに検測車を導入することになりました。
それがE491系"East i-E"とキヤE193系"East i-D"です。
電化区間においては"East i-E。非電化区間においては""East i-D"が担当します。
"East i-E"においては、”軌道測定”と”電気測定”が一度にできるようになりました。
なお車体はE257系に近いのですが、こちらは交直流電車です。
先に登場した東北・上越・長野新幹線用の検測車E926系”East-i”のコンセプトを受け継ぎ、測定機器などもE925系で導入された最新のシステムを搭載しました。
またカラーリングもE925系と同じです。
ちなみに”East”は JR東日本の「東(East)」
”i”は ”intelligent”「知能が高い」”integrated”「統合された」”inspection”「検査」と三つの意味を併せ持ちます。最後の”-E"は 電車(Electric car)”-D”は 気動車(Diesel car)ですね。