E351系は中央本線で使われていた183系・189系特急電車を取替、あわせて特急「あずさ」を高速化するために1993年に開発された電車です。路線のカーブに合わせ、あらかじめ車体傾斜をコンピュータ制御する「制御付自然振子式」を採用しました。ここでご覧いただく画像は量産車で1995年に落成した(S23+S3)編成です。先行量産車との主な違いはVVVFインバータ装置がIGBTとなったこと、クーラーの形状、東京方が付属編成となったことです。なお撮影は2000年7月です。