E351系は中央本線で使われていた183系・189系特急電車を取替、
あわせて特急「あずさ」を高速化するために1993年に開発された電車です。
路線のカーブに合わせ、あらかじめ車体傾斜をコンピュータ制御する「制御付自然振子式」を採用しました。
ここでご覧いただく画像は量産先行車で1993年に落成した(S1.2+S21.22)編成です。
1994年夏以降に編成組み替えにより、東京方が付属編成となる前の編成となっています。
量産車との違いはVVVFインバータ装置がGTOサイリスタであることと、
クーラーの形状の違いがあげられますが、パンタグラフがシングルアームではなく大型菱形パンタグラフ(PS-26C)であったことも注目です。1996年には量産車改造が施され、今はシングルアーム(PS-31)になっています。旧パンタの画像は結構レアです。
しかとご覧ください。