JR東日本 E259系は、
2009年10月から253系(成田エクスプレス)を置き換えるべく投入された車両です。車体はE653系(フレッシュひたち-1997-)やE751系(つがる)-1999-)と同じくアルミ合金製ダブルスキン構造を採用し、先頭車は貫通構造をもつ高運転台となりました。見た目はJR北海道の新型特急のイメージに近いですね。
一方メカは、当時の最新型通勤電車E233系の技術を取り入れた車両となっています。
列車情報管理システム「TIMS」によってインバータ制御装置およびブレーキ制御装置をコントロール。それも二重系とすることで信頼性と安定性を確保しています。
モーターはMT75系(140kW)でE233系と同タイプ。(ただし歯数比は5.65)
台車(DT77/TR262)も同タイプの軸梁式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)で、
パンタグラフも同じくPS33D形シングルアーム式となっています。
もっとも最高速度は130km/hで、これは253系と同じです。
2010年7月には成田エクスプレスは、すべてこのE259系の運用となりました。