701系は1993年から導入された交流電化区間用の標準車。209系と同じ工法による軽量ステンレス製構体を採用した3Dロングシート車です。
仙台地区には2017年現在、100番台が2連×2本=4両、1000番台が2連×10本=20両と4連×4本=16両、1500番台は2連×18本=36両が在籍します。
100番台は1994~95年土崎工場製。サービス電源をSIVに変更したものです。
1000番台は1994~96年、1500番台は1998、2001年に 川重および土崎工場で製作されました。
1000番台の基本仕様は100番台と同一ですが、719系との併結が可能であることとパンタグラフをPS105に変更している点が特色です。
1500番台ももちろんVVVFインバータ制御車ですがGTO素子からIGBT素子に変更されました。
回生ブレーキに変更されたことから、クモハ701形の屋根上にあった発電ブレーキ用抵抗器がなくなっています。
2001年製の2次車(1509~18)は、新製時から行先表示器が LED化され、車いす対応の大型トイレを運転台直後に設置しました。