1990年に登場した251系は、
人々を伊豆への旅に誘う-リゾート向けに特化した-特急形電車です。
デザインコンセプトは「乗った時から、そこは伊豆」で
見晴らしのよいハイデッカーとダブルデッカーの車体をもつ豪華な編成となりました。
特に人気があるのは、運転室の後部にある階段状の展望席ですが、
それ以外でも、ゆったりしたグリーン席、ペアシートのカスタム席、セミコンパートメントタイプのグループ席と、いろいろな座席があり様々なニーズに応えています。
またサロンや子供用プレイルームまで備えています。
足回りは、定速制御機能付きではありますが、界磁添加励磁制御で、モータはMT61。
台車はボルスタレス式(DT56・TR241(ヨーダンパ付))とオーソドックスな構成です。
なお制動方式は回生併用電気指令式空気ブレーキで抑速ブレーキ付きとなっています。