クハ481形は、485系のTcと思われている向きがあるようです。
でも、クハ481形は481系、483系、加えて485系の3系列にまたがるTcなのです。
ちなみに481系は
1964年に登場した交流電源60Hz対応車でこれに対応するのが1-18号機。(M車は国鉄時代に廃車)
483系は1965年に登場した交流電源60Hz対応車でこれに対応するのが19-28号機。(M車は12-15の4ユニットのみJR東日本に承継、1990年に廃車)
そして1968年に登場した交流50・60Hz共用車で、国鉄在来線の電化方式すべてに対応した3電源形ということになる485系に対応するのが29号機以降です。
分割民営化時には1 - 32・34・36・38・40がJR東日本に、33・35・37・39がJR九州に承継されました。
JR九州では1996年までに、JR東日本では2000年までにその姿を消しています。