阪神5700系は、5500系以来20年ぶりの新車となる普通用車両「ジェットカー」です。
「2代目ジェットシルバー」または「ジェットシルバー5700」と呼ばれているのは1960年にデビューした5201形 (5201,5202) 以来のステンレス車体を採用しているためです。
回生ブレーキ付きVVVFインバータ制御が採用されているのは勿論ですが、全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM:SEA538A:190kw)を採用し、Mcを0.5Mにしました。3M1T相当にしたということになりますね。
また全ての照明器具LEDとするなど、省エネを徹底し、5001形と比べて消費電力は半分になったとのことです。
長時間停車する駅での車内保温対策として、関西大手私鉄では初めてとなる半自動ドアボタンを各扉に設置したのも注目ポイントです