北越急行では、「ほくほく線」の開業にあたり特急電車を2編成(18両)分担することになりました。時速160km/hの高速運転を行うことから、在来線最速の681系を採用しました。
681系は、JR西日本が485系の置き換え用として開発した交直流電車で、最新の車両技術の粋を結集した高性能電車です。
北越急行の保有する681系は、基本的にはJR西日本の681系と構造・機能・性能とも変わるところはありません。
ただN2編成においては地元企業である新潟鐵工所製であることは注目すべきポイントといえるでしょう。
車両の管理もJR西日本に委託しており、金沢総合車両所の681系「はくたか」用の編成と共通運用で運用されています。基本編成6連+付属編成3連という構成も同じです。
異なるのは、独自性を出すために、フロスティホワイトのボディに、クリムゾンレッドとアクアブルーのラインが入れられ、SRE(Snow Rabbit Express)のロゴステッカーが貼り付けられたことです。
2015年 北陸新幹線の金沢延伸にともない、JR西日本に移籍、塗装は改められましたが、車番、編成番号はそのままで「しらさぎ」として運用されています。