8300系は、阪急初のVVVFインバータ車である8000系の京都線バージョンですが、1989年の登場から5年を経過した94年。
04F~は台車をボルスタレス式に変更、これらについては形式が8300形→8304形という具合に変更されました。
(2017年9月以降、この形式区分はなくなっています。)
ここではこれらの94年製以降のグループを後期車としてまとめました。
VVVFインバータ制御(GTO)であることをはじめ、内装等も前期車と同じです。
また8連は00番台、6連は10番台、2連30番台という原則で製造されましたが、04Fは6連に改められ、はじきだされた8904と8984を組み込んだ15Fは8連となりました。
94年製の13.14F.32.33Fは前面が「くの字」に折れ曲がったマスクですが、95年~の増備車となる04F、15Fは窓が下部に拡大され、車両番号が電照式になりました。
97年増備の15Fはパンタグラフがシングルアームとなり、異彩を放っています。