5000系は1967年の神戸線1500V昇圧に合わせ投入された抵抗制御車。1968~69年に47両がナニワ工機で製造されました。
電動機は3000系と同じく170kw×4、WN駆動です。ブレーキは発電ブレーキ併用のHSC-Dを搭載しました。
1973~74年に冷房化されました。(残念ながら非冷房時の画像がありません。)
冷房装置はRPU-2202(8,000kcal/h×4基/両)1984~90年に行先表示幕が取り付けられました。
2001~07年にリニューアル。デザインも一新されました。(ただし抵抗制御のまま)
これらについては別タイトルでUPしています。
5200系は阪急初の冷房車両。1970~71年に25両が製造されました。5000系がベースですが天井内にダクトを通したため屋根が少し高くなっているのが特徴です。
試作的要素が強かった彼らは90年代以降は専ら支線用となり98年には運用を終え、2000年までに全車廃車されました。