広島電鉄3100形は、1985~86年にかけ2500形を3車体連接化したものです。
中間車Cは2500形の運転台部分を切断してこれを取り付けました。(1985年12月、2500形は形式消滅。)
改造にあたっては中間連接台車にもモータを搭載し1編成当たり6基搭載としました。
制御装置(ES-255B)は両先頭車に搭載、1台は両端台車のモータ×4を制御、もう1台で中間連接台車のモータ×2を制御します。(電気ブレーキ動作時は両端台車のモータだけを使用。)併せて冷房化もなされました。先頭車にCU77A(21,000kcai/h)、中間車にCU127A(10,500kcal/h)を1基を新設、屋根上には冷房電源用のSIVが新設されました。スペース確保のため、パンタグラフを交換、位置も台座も変更しています。