広島電鉄 市内線用 350形 351 (もと宮島線直通用 850形 851)

撮影場所:
広島電鉄350形 351~53 1958年 ナニワ工機製
宮島線直通用850形として製作
12.000: 2.440: 4.186 16.3 t 80 名
台車:NS-11 日車 モーター:NE-50 50kw×2
間接非自動制御車 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688/593 2000.4/1994.7
広島電鉄350形は、1958年3月に宮島線直通用として導入された850形がその前身です。851~53の3両がナニワ工機で新製されました。直通運転用として先行導入された550形551をパワーUPし、最高速度を60km/hに引き上げた車両です。しかし空気ブレーキのみであったことから、市内線へ転用、1971年に350形と改められました。菱形パンタグラフにその名残が感じられます。
600形(601~03)はもと西鉄北九州市内線の500形です。
1948~49年に12両が汽車会社で製造されました。
全長13m。当初、3ドアでしたが、1952年に2ドア化しました。またこのとき車体の前後を絞り、モータも45kW×2個に変更されました。
広島電鉄へ譲渡されたのは1976年です。この際3ドアに復帰しています。事故廃車の603以外は1984年に冷房改造(CU77A:21,000kcal/h×1)され、併せて方向幕の大型化、台車の交換などが行われています。2001年に601号が廃車、現在、602号のみ運用中
撮影場所:
広島電鉄350形 351~53 1958年 ナニワ工機製
宮島線直通用850形として製作
12.000: 2.440: 4.186 16.3 t 80 名
台車:NS-11 日車 モーター:NE-50 50kw×2
間接非自動制御車 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688/593 2000.4/1994.7