5500系は阪神初のVVVFインバータ制御車(GTO)です。阪神・淡路大震災によって被災した車両の代替として、当初の投入を前倒しして95年11月にデビューしました。2000年までに9編成36両製造されました。2017年より5700系に合わせたリニューアル車が登場しています。阪神ではこれを「リノベーション車両」と称しています。2019年には武庫川線用に8両が転用されました。武庫川線は2連ですから5511Fと5513Fの中間車を先頭車改造、各々2連×2本に組み替えました。4編成とも阪神タイガースのキャラクター車両となっています。