阪急6300系は、京都線の特急車両として1975年に登場した2ドアのクロスシート車です。
足回りは基本的に5300系と同一の抵抗制御車ですが、屋根部分にアイボリーのラインが追加されました。また、ワンハンドルマスコンの導入や自動転換シート(両端部は固定)の採用など、まさに阪急京都線のイメージを一新した車両です。
ハードに使われてきた6300系は、特急の停車駅増加に伴い3ドア車である9300系に置き換えられることになり、2010年2月を持って、
京都本線での特急定期運用は終了となりました。
しかし、2009年4月からは、リニューアルされた4両編成が嵐山線で運転を開始し、
また 2011年2月からは、ジョイフルトレイン”京とれいん”としてリニューアルされた6両編成が快速特急として休日限定で運転を開始しています。(これらは別タイトルでとりあげます)