5100系は宝塚線用でありながら神戸線でも活躍している-と多くのファンにそう認識されていますが、実は京都線まで含めた阪急全線対応車両として開発されました。
もちろん基本は5000系でその冷房付き量産車と位置づけられる車両です。
主電動機の出力は140kWで5000系の170kWよりも設定されています。
パワーダウンしたのは、単に宝塚線用だからいうのではなく、神戸線のみならず地下鉄堺筋線にまで対応するがため当然M車が増えるということから割り出された出力でした。
一方で弱め界磁制御を24%まで拡げることで高速性能を確保し神戸線でも使用可能としました。
クーラーはRPU2202 (8,000kcal/h×4基/両)、台車も5000系と同じくFS-369A/069Aとなっています。
2004年からリニューアル工事が実施されています。こちらは別タイトルでUPしています。