3000系は1967年の神戸線1500V昇圧を踏まえた昇圧対応車。
1964~69年に114両がナニワ工機で製造されました。Tc-M-T-Mcの4連が基本です。
電動機はSE534(170kw×4)WN駆動です。台車はミンデンドイツ式(FS-345/045)。
ブレーキは発電ブレーキ併用のHSC-Dを搭載しました。
1975~84年に冷房化されました。冷房装置はRPU-3003(10,500kcal/h×3基/両)あわせてM'Mユニット(1C8M)方式へ変更、パンタグラフも移設されています。
運転台を撤去、中間車化改造されたものもあります。1982~89年に行先表示幕が取り付けられました。
1988年より4連に分割、箕面線と伊丹線に6連に短縮したものは今津北線に転属しました。
2020年に引退。