ここでは、阪急初の回生ブレーキと定速運転制御を装備した高性能車2000系「オートカー」とその派生系列である2021系、2100系をUPしています。詳細については各ページを参照してください。2000系列の一部は走り装置が撤去され改造付随車となり生きのびました。5000系や3000系などに組み込まれて、何の違和感も感じないのは、思えば、それだけ古くささを感じさせない完成されたフォルムであったということでしょう。
撮影場所:十三
2100系は1962年に登場しました。2000系の宝塚線仕様車で主電動機は出力150→100kWに、歯車比は5.31→6.07に変更されています。2100形(Mc)2150形(Tc)が各15両ずつ、合計で30両製造されました。2000系同様1967年昇圧改造され(600→1500V )定速制御と回生ブレーキが撤去されました。