ここでは、阪急初の回生ブレーキと定速運転制御を装備した高性能車2000系「オートカー」とその派生系列である2021系、2100系をUPしています。詳細については各ページを参照してください。2000系列の一部は走り装置が撤去され改造付随車となり生きのびました。5000系や3000系などに組み込まれて、何の違和感も感じないのは、思えば、それだけ古くささを感じさせない完成されたフォルムであったということでしょう。
撮影場所:十三
2021系は2000系の複電圧対応型(車上切り替え不可)です。1963~64年に2021形(Mc)と2071形(Tc )が各21両、合計42両が製造されました。2000系と同じく定速運転機能も装備していたため、構造が複雑でトラブル続きだったため2021系は電装を解除れ、1976~84年の冷房化の際2071系と称されることになりました。