1300系は京阪神急行電鉄の初期高性能車である1010系の京都線版です。1957年デビューしました。
WN駆動の1010系とは違って中空軸平行カルダン駆動でありMM'ユニット方式による1C8M制御(ES-563A・B東洋製)が採用された点と1次車は2ドアのクロスシート車で登場した点が注目です。
(しかし後年2次車以降と同様3ドアロングシート車に改められています。)
1971年以降、主に千里線で使用され、1975年には冷房改造されています。最後は嵐山線で活躍、1987年に廃車されました。
1600系は旧型車の部品流用車である1200系の京都線版です。100形(P-6)の主電動機を流用しています。
1200系とは違って台車と制御器は新製されていますが、もちろんツリカケ駆動です。 1957年から製造されました。
主に千里線で使用されましたが、最後は嵐山線で活躍、1983年末に廃車されました。