モ151形は、電4形として製造された3扉の半鋼製の大型ボギー車です。
1927年に川崎造船所兵庫工場で10両製造されました。
直接制御車でしたが、モ161形(HL化:間接非自動制御)、モ301形(AL化:多段式間接自動制御)への改造などによって、最終的にはモ151 - モ154の4両に減ってしまいました。
1960年にもAL化がなされモ301形と同じAL車に改造されましたが、もはや連結運転の可能性がないことから改番はなされませんでした。
1979年にワンマン改造し、2扉車になりました。
モ151形は1989年までに廃止され、301形、161形への改造車も2001年までに全廃されています。