阪堺電気軌道 モ161形
1927年製のモ151形をベースに連結運転を可能にすべく間接制御(HL)とした形式です。長さ13.7m 重さ18.6tという大型車両で、モータはSE104-B (30kw×4)を装備します。1928年に161~170の10両が川崎車輛で、1931年に171~176の6両が田中車両と大阪鉄工所で製造されました。
うち3両が制御器を多段式間接制御器に変更してモ301形となったため改番が行われ数字を揃えています。
1976年にはワンマン化改造が施工されました。
なおこの際、扉を一つ閉鎖して2扉車としています。
廃車されつつある現状ですが、2014年7月現在7両が現役で活躍中です。