モ121形は、もと大阪市電1601形(1929年製)。1967年に、南海電気鉄道が、導入しました。もともとは中央が両開きの3扉車でしたが大阪市時代に後端扉は閉鎖済みで、結果的にモ151形・モ161形・モ301形とほぼ同じ形態となる半鋼製車両です。導入に当たって、足回りを廃車となったモ101形のGE-247-I(30kW)とBrill-77E1に交換し、主制御器を間接非自動制御の三菱電機HL-44-6A(新造)に取り替えました。