排1形は除雪用の車両です。ササラ電車とも呼ばれます。札幌から遅れること12年後の1937年に単車を改造して製作されました。種車は6両とも、他の鉄道社局から購入した車両です。
装1形は花電車用の車両です。1934年の函館大火により焼失した車両を補充するため、1936年に15両導入した300形が種車となります。函館船渠製。うち3両が装1 - 3に改造されました。
30形は1993年に市制施行70周年の記念事業として運行を始めました。排2号を改造したものです。「箱館ハイカラ號」の愛称があります。
なお2011年4月より函館市交通局は水道局と統合され交通部門は企業局交通部となっています。