F1000形は、「フクラム」の愛称を持つ3車体連接・3台車方式の超低床電車です。2013~16年にかけ4編成が導入されました。
岡電、万葉線、富山ライトレール、地鉄市内線でも導入されているブレーメン形車両(ドイツ ボンバルディアと新潟トランシスのコラボ車両)です。すなわち独立車輪式のボルスタレス台車に、
自在継手を介して動力を伝える直角カルダン方式を採用しています。
主電動機は三相誘導電動機(100kw×3)。
制御装置はIGBT素子によるVVVFインバータ制御で屋根上に設置されています。
ブレーキは、電気ブレーキ(発電・回生併用)に加え、油圧式ディスクブレーキを備えています。
F10形は 「レトラム」はの愛称を持つ2車体連接・2台車方式の低床電車です。
もと西ドイツ(当時)・シュトゥットガルト市電GT4形で1960年に製造されました。
シュトゥットガルトでは、片運転台でしたが、土佐電気鉄道に移籍するにあたって714号・735号のうち運転台がある車体を組み合わせました。
2005年以降、車庫に保管されていたものを福井鉄道が購入、2014年4月から運行を開始しました。